8/27/2025
■院長所要のため、9月1日(月)は午前外来(予約枠を増やします。)のみとさせていただき、午後の診療は休診とさせていただきます。患者様にはご不便をおかけすることをお詫び申し上げます。
■院長都合で臨時休診や診療時間短縮となる場合がございます。木曜日は予防接種と乳児検診の予約診療のみとさせていただきます。中学生以上の年齢の初診の患者様に関しましては、一般診療、予防接種いずれの場合も診察できません。また、高校生以上の方で発熱やひどい咳を伴う方の診察もできません。以上、宜しくご高配のほどお願い致します。尚、キャンセルを前提として予約を行うことは他の患者様への不都合となりますためご遠慮下さいますようお願い致します。患者様にはご不便をおかけすること心からお詫び申し上げます。
■当院では、マイナンバーカードを使用した顔認証が可能です。保険証の代わりに使用できます。ただし、地方自治体発行の小児医療証の代わりになりませんことはご了承ください。
■当院の都合で予防接種や乳児検診の予約を変更させていただくことがあることと存じます。患者様にはご不便をおかけすることお詫び申し上げます。
■ 9月12日(金)は代診(足利赤十字病院元小児科部長で、院長の大学の同期生です。)の診療となります。診療時間及び診療内容に変更はありません。宜しくお願い致します。
■今年度、麻疹風疹ワクチンの接種期間が延長になりました。地元の保健センターにお問い合わせ下さい。
おおよその内容は以下の通り。第1期 令和6年度内に生後24月に達する、又は、達した方(令和4年4月2日~令和5年4月1日生まれ)で、MRワクチンの偏在等により接種ができなかった方。 第2期 令和6年度における第2期の対象者(平成30年4月2日~平成31年4月1日生まれで、令和7年4月に小学校就学予定であった方)で、麻疹風しんワクチンの偏在等により接種ができなかった方 令和7年4月1日から令和9年3月31日まで(2年間)
■夜尿や便秘でお困りのお子様は一度ご相談ください。
夜尿は幼稚園や保育園の年長さんの学年からご相談をお受け致します。小学生は早めにご相談いただき、必要しまうと完治までに時間がかかります。 生活の質という側面からも治療対象と考えております。
■食物アレルギーのお子様の診療について
当院では食物アレルギーのお子様の食事指導を行っております。栄養や発達を考慮して、お子様のアレルギーの程度に応じて安全な量の食物を少しずつ食べて慣らす方法(卵白に対するベイクド・エッグ法など)を行っております。対象食物を完全除去する方法は、少量ずつ付加する方法に劣る古いやり方であると各種論文で報告されております。但し、アナフィラキシーの既往があるなど重症の食物アレルギーをお持ちのお子様は基幹病院の専門医と連携し治療に当たります。なお、重症の患者様を対象に、外来で原因食物を負荷する方法は危険があるため当院では行いません。重症患者様に対する診療所での食物負荷試験の危険性は世界的に認識されております。なお学校などに提出する食物アレルギー管理指導表は、かかりつけの医師が記載することになりますのでご注意ください。
■感染症の流行
現在、夏風邪の流行が続いております。ヘルパンギーナや手足口病は例年より少ない印象で、発熱のみの方や軽い胃腸炎症状を伴う’夏風邪’の方が殆どです。夏風邪のウイルスはアルコール消毒が無効なので、手指は石鹸の泡で擦り合わせて後、30秒以上流水で洗うことを推奨いたします。 溶連菌感染症の患者様は依然として多数来院なさいます。比較的年長児に多く、ひどい喉の痛みを伴う発熱を主な症状としています。ただ、乳幼児期のお子さんの患者様も相当数来院なさっておりますし、極めて重篤な合併症を呈したお子さんもいらっしゃるので注意が必要と思います。なお、教科書的には、溶連菌特有の症状は4歳から10歳のお子さんに多く出現し、0歳から2歳の赤ちゃんは感染しても非常に軽症で大多数が風邪症状のみであるとなっております。 ウイルス性呼吸器感染症(RSウィルスやヒトメタニューモウイルス(hMPV)陽性のお子さんは少なく、ライノウィルスやパラインフルエンザウィルスに感染した方も減少しております。マイコプラズマ感染症は、患者数は減少しておりますが、まだ完全に収束していないようです。参考として、小児科学会のマイコプラズマ感染症治療に関する提言です。https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20250422_maikopurazuma.pdf
他に、百日咳が、依然として、流行していることが報告されています。4種混合や5種混合のワクチンがお済みの乳幼児は重症になりにくいのですが、接種前の乳児に感染すると強烈な咳込みに加え無呼吸発作によって重症化することがあります。(https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/477-pertussis.html)新生児期の感染では咳を伴わない無呼吸発作も報告されておりますので、ご家族に恐ろしく苦しい咳込みやヒーという音を立てて息継ぎをする方がいらっしゃる場合には、医療機関への受診をお勧め致します。また、生後2ヶ月を過ぎた赤ちゃんには早めに5種混合ワクチンを接種することをあ勧め致します。 水痘(水ぼうそう)の患者さんも依然として来院なさいます。小学生で水痘ワクチンの接種後の期間が長いため免疫が低下した方やワクチン接種そのものをなさっていない方に多く見られます。ワクチン接種歴のある方は軽症で、発熱を伴わず出現する水疱も少ない傾向にあります。しかし、1回も水痘ワクチンを接種していない方は発熱とひどい水疱の出現を認めますので注意が必要です。水痘のワクチンを未接種の1歳から3歳のお子さんはなるべく早く接種をお受けて下さい。
一般的な感染対策としては以下の通りの方法をしていただくのが良いと思います。まず。感染症の原因となる病原体を家庭に持ち込まないよう手洗いなどの励行が重要です。ウィルスの殆ど(インフルエンザ、コロナウィルス、ヘルペス族(水痘や単純ヘルペス等)のウィルス、RSウィルス、ヒトメタニューモウイルスなどには有効です)はアルコールに抵抗性ですので、流水による手洗い(手に石鹸をつけて擦り合わせた後、30秒間流水で手を擦り合わせれば十分です)に加えて人混みでのマスク着用やエアコン使用時の加湿器の使用を推奨致します。
診療科目
小児科一般・アレルギー疾患・乳児健診(水曜日14:00~15:00)・予防接種(火14:00〜16:00・金曜日14:00~15:00)
住所:〒339-0067 埼玉県さいたま市岩槻区西町4-1-6
電話番号:048-749-7007
予約専用電話番号:(050)5577-4873
予約専用URL:http://c.inet489.jp/takeda7007/
駐車場可能台数:10台